2011年05月05日
* かしわ餅のお話 *
5月5日は『端午の節句』です
※ 奈良時代から続く行事で、元は「月の端(はじめ)の午(うま)の日」
5月に限ったものではなかったのが、「午」と「五」の読みが同じことから
毎月5日を指すようになり、やがて5月5日のことになったという説も
厄を祓う菖蒲やよもぎを軒につるし、菖蒲湯に入ることで無病息災を願い
「菖蒲」を「尚武(しょうぶ)」にかけて、男の子の誕生と成長を祝います
『端午の節句』に欠かせないのが、「粽(ちまき)」と「柏(かしわ)餅」*
「柏餅」について…

上新粉や白玉粉で作ったお餅に、粒あんやこしあん、味噌餡を包み、
二つ折りにして柏葉で包んだお餅のこと
「柏葉」は新芽が出てくるまでは、枯れても古い葉が落ちないことから
「家系が途絶えない」とされ「子孫繁栄」の願いが込められています
実は、和歌山では「柏餅」の葉は「柏葉」では無いのです*

西日本には自生の柏葉があまり無く、昔から「山帰来(サンキライ)葉」
(正式名称を「サルトリイバラ」)を柏葉の代用としていたそうです
その名残で、現在も「山帰来葉」を使った餅が多いのだとか
私の家でも小さい頃から、よもぎを摘んできて柏餅を手作りしてましたが
そのお餅を包んでいた葉っぱは、「山帰来」の葉っぱでした☆
こいのぼりに憧れた子供時代を想い出しつつ…w
よもぎの「柏餅」を頂きます♪ ^^
Posted by くう* at 19:00│Comments(0)
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